最高裁がマジコン販売業者の上告を棄却、任天堂側が勝訴

任天堂がマジコン輸入業者に販売の差止と損害賠償を訴えた裁判で最高裁は控訴人側の上告を棄却しました。

この裁判では第一審で任天堂の主張が通りマジコンの輸入販売差止と損害賠償総額9562万5千円を請求できるとする判決が下されており、高等裁判所でも上告が棄却されています。
なお、今回の判決により正規のゲームソフト販売会社がマジコンの輸入販売で相当な被害があること、マジコン販売業者が損害賠償責任を負う必要があることを裁判所が認めたことになります。

任天堂は今回の裁判に対し「マジコン等の不正な装置に対して、民事・刑事の手段を問わず、今後も継続して断固たる法的措置を講じる所存です。」とコメントしています。

引用元　ニンテンドーDS用装置（マジコン）に対する 不正競争行為差止・損害賠償等請求訴訟に関する最高裁決定について

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マジコンのことあまり知らないから調べてみた。
マジコンはゲーム機のROMを保存したりそれを起動したりするための装置らしい。もともとバックアップとるために作られたらしいけど今ではネットとかで違法コピーが増えているらしい。
マジコンの存在自体は法的に問題ないんだけどマジコンの中にはプロテクトを外してコピーするものがあるみたいでそれが不当競争防止法に抵触するみたい。引用元に書いてある2009年の裁判というのはプロテクト外しが違法だと判断された最初の事例だそう。
マジコンや違法コピーによる被害額は1兆円にも上るという話もあるからソフトメーカーが躍起になるのも仕方ない。
3DSのマジコン対策としてソフト図鑑に違法コピーしたことが書かれるというものがあるらしい。これは初期化すれば目で見る分には消えるみたいだけど完全に消えるわけではないと思われる。
そのほか割れ対策に文章がループするというのもある。正規のディスクならループしないけどそうじゃなかったらループするという。しかもそれを公式で発表するのに時間差があったから割った人が阿鼻叫喚だったらしい。
ほかにもプレイするとプレイ中、ずっとブブゼラが鳴るという対策も。