日本語配列キーボードに対応、2023年11月 Xbox アップデート まとめ
先日より 2023年11月 Xbox 本体アップデートの配信が始まりました。
今回のアップデートは Xbox と PC用Xboxアプリ に向けて配信されており、日本語配列キーボードの対応や Microsoft Rewards の統合など様々な機能追加や改善が行われています。
1. 日本語配列キーボードの対応
これまで、Xbox では 101/102 配列キーボードのみ対応していました。この配列は日本国外で流通しているキーボードで、日本で流通しているキーボードはこの配列に変換キーなど日本語入力でよく使われるキーを追加したもので、 106/109 配列と呼ばれています。
一応、これまでもキーボードで日本語入力はできたのですが、入力するたびに仮想キーボード側で日本語入力に設定する必要がありましたし、一部のゲームでは日本語入力すらできないこともありました。
設定方法は簡単で、設定 > システム > 言語と国や地域 の キーボードレイアウト から 101/102 配列 か、106/109 配列のどちらかを選択して再起動すれば利用できるようになります。デフォルトでは、接続しているキーボードに合わせて設定が自動で変わるようです。
ちなみに、このブログ記事は Xbox の Edge アプリを使って書いてみました。やっぱり半角・全角キーで日本語とアルファベットを切り替えられるのは楽ですね。
2. リワード機能が追加
プロフィール画面に謎の Rewards タブが追加されました。
先日、Xbox の Microsoft Rewards アプリの終了が話題になっておりましたが、どうもXbox本体機能に統合され、プロフィール画面に追加されたようです。残念ながら日本では機能が追加されていませんが、Rewards タブ はベータ版とのことですので、そのうち実装されるかもしれません。
合わせて、Rewards の報酬引換の際に電話認証が使えるようになったそうです。
3. コンパクトモードの追加
こちらはPC用Xboxアプリのお話。Xboxアプリにコンパクトモードが追加されました。
コンパクトモードは ASUS ROG Ally といった画面の小さい携帯型端末向けに作られた機能で、オンにするとアプリ内のサイドバーが端っこに畳められ、ストアページなどが見やすくなります。
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| オフの時はサイドバーが場所をとって見づらい |
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| オンにするとアイコンだけになって見やすくなる |
設定はアプリ左上の ユーザーアイコン > コンパクトモード から可能で、Rog Ally などの携帯端末ではデフォルトでオンになります。
4. インストール、更新、起動を改善
こちらもPC用Xboxアプリ向けのアップデートです。詳細は不明ですが、インストールや更新、起動時を改善する大規模な修正（原文では＂a few big changes＂とのこと）を行ったのこと。
加えて、これまでオプションで配信されていたゲームサービス修復ツールをXboxアプリに統合することも発表されました。
このツールは、サービスやアプリなどを修復したりアップデートしたりするものです。ゲームやXboxアプリ、Game
Bar が起動しない、正常に動作しない場合に効果的で、ユーザーアイコン > サポート > ゲームサービス修復ツール
から利用できます。
5. コントローラーアップデートの配信
Xbox ワイヤレスコントローラーの最新ファームウェアも配信されています。
今回のアップデートでは、アップデートができない不具合を含むバグ修正に加え、エリートシリーズ２ と アダプティブコントローラー 限定のキーマッピング機能で利用できるキーにシフトモードが追加されます。
その他
以上の内容のほか、アップデートで改善、修正された点は以下の通りです。
Xbox 本体
- ウィッシュリスト内のゲームが Free Play Days に追加された際お知らせする機能の追加
- 未読の通知のみ表示する機能を追加
- アプリ間のコントローラーナビゲーションを改善
- 特定の言語設定でアプリがロードされなくなる不具合を修正
- テキストボックスやフォントなどの表示がおかしくなる不具合を修正
- アドオンのGame Passユーザー向け価格が正しく表示されない不具合を修正
- アプリが起動画面でスタックする不具合を修正
- ネットに接続できない際、アプリの「接続を確認」ボタンからトラブルシューティングできるように
- ダッシュボード、ゲームやアプリの起動時に音が途切れ途切れになる
- 起動時にネットワークから切断される
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