日本文明も登場する AoE IV のDLC、スルタンの昇天 が本日発売

ついに日本文明が登場！

本日11月15日より Age of Empire IV の拡張DLC、スルタンの昇天 が発売開始されます。
スルタンの昇天では2つの文明と4つの亜種文明に加え、10の新マップや8つのキャンペーンモードを備えています。

このDLCでは、2種類の文明が追加されます。1つはシリーズ皆勤の日本文明、もう1つは AoE 2 以来の登場となるビザンティンです。

日本文明は侍や忍び、女武者といった独自のユニットを利用できるほか、独自の大名システムを備えています。プレイヤーは町の中心を大名領（Daimyo Manor）、将軍の城（Shogunate Castle）にアップグレードでき、町の防御力を上昇させるとともに付近の食料生産量を増大させます。
また、アップグレードすることで、付近の軍事ユニットに攻撃ボーナスを与える強力なユニット、侍旗手（Samurai Bannar）を作成できるようになり、うまく活用することで軍事力を底上げすることもできます。

ビザンティン文明は食料、木材、金、石に並ぶ5つ目の資源、オリーブオイルを利用できる唯一の文明です。ビザンティンでは通常の畑の代わりにオリーブ畑を建設することができ、生産されたオリーブオイルを利用して他文明から傭兵を雇うことができます。オリープなどの資源は独自の水路ネットワークによって生産量を増加させられます。具体的には、貯水槽（Cistern）といった建物を建てることで周囲の町の人や建物にボーナスを与えて経済力を強化します。
独自の軍事ユニットもなかなか強力です。例えば、騎士にとって代わるカタフラクトはコストが高い代わりに高い能力を有するユニットであり、また火炎放射が可能なケイロシフォンは鎮火するまで持続的にダメージを与えるギリシア火を備えています。

既存文明を基に改造を加えた亜種文明は、全部で4つ追加されます。

1つ目はアイユーブ朝です。アッバース朝を基に作られたこの文明は、知恵の館で次の時代へ移る際、ボーナスを獲得することが出来ます。ボーナスは受け取るか受け取らずに次回ボーナスを増加させるかの2択となっており、満遍なく取得してもよいですし、1つのボーナスを最大量取得することもできます。

2つ目はフランスを基にしたジャンヌダルクです。文明ボーナスを失う代わりに、AoE2で美女化を果たしたジャンヌダルクを利用できるようになります。ジャンヌダルクは強力な町の人として登場し、経験値を得ることに戦闘能力を付与、向上させられるようになります。最終的には周囲のユニットを回復したり強力なボーナスを与えたり、さらにはジャンヌ自身が強力な軍事ユニットになったりできます。

3つ目はドラゴン騎士団です。ドラゴン騎士団は神聖ローマ帝国を置き換えた文明で、高コストながらより高性能なユニットを扱えます。独自の軍事ユニットは赤備えならぬ金備えであり、高体力の騎士、広範囲から攻撃できる射手、攻撃力の高いランツクネヒトなど見た目に違わぬ精鋭ぶりを発揮します。高い経済力が必要となるため、高コストな代わりに採集や建設速度が高い町の人をどのように活用するかがカギになります。

4つ目は中国文明から派生した朱熹の遺産です。中国文明とはランドマークに違いがあり、役人の能力が向上しています。また、宮廷警護兵が時代2で登場するほか、独自ユニットも複数追加されており、独自ユニットを中心とした軍隊を形成できるようになっています。

また、キャンペーンも追加予定です。新しく収録されるキャンペーンでは、中東のイスラム教徒として十字軍との戦いを体験でき、テンプル騎士団やチュートン騎士団、さらにはモンゴルと戦闘を繰り広げていきます。

Age of Empires IV: Everything in the Expansion - Coming November 14th - Age of Empires