任天堂の16年4~9月期決算は純利益が前期越え、営業利益は前期下回る赤字に

任天堂の平成29年3月期第2四半期決算短信が発表されました。

それによると、Q2決算の売上高は前年Q2よりも673億7000万円ほど下回る1368億1200万円、営業利益は149億2400万円下回る59億4700万円の赤字となりました。
経常利益は前期Q2が164億3600万円の黒字だったのに対し、308億8300万円の赤字です。
それに対し、純利益は前期Q2のおよそ3.3倍となる382億9900万円の黒字となりました。

3DSのハードウェア売り上げが前期よりも19%増加した中、WiiUは生産を絞っているため売り上げが53%減となり、ソフトの売り上げも3DSが前期並みであるのに対し、WiiUの方は33%減となりました。
amiiboもそこまで伸びることもなく、ダウンロード売り上げは減少し、為替相場が円高傾向にあったこともあって売上高が減少、営業利益や経常利益は赤字となりました。

ただし、今回の決算では純利益が前期越えとなっています。
この理由は(株)ポケモンなどからの営業外収益やマリナーズ売却などによる特別利益、合計749億7700万円の収益があったためです。

その他、円高傾向であること、マリナーズの売却や今期全体の販売数見直しなどの要因で業績予想の下方修正が発表されました。

次回の今期Q3決算は未定ではありますが、例年通り1、2月あたりのSwitch発売前に行われると思われます。
後日、追加でゲームの販売数や予定に関する記事を気になったので書く予定です。



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