Super Mario Runの開発にはUnityを使用
ユニティ・テクノロジーは今月1日に開かれた開発者向けイベント「UNITE Los Angeles」で、2016年12月にiOSで配信予定の「Super Mario Run」(スーパーマリオラン)で使われる開発キットにUnityが採用されていると発表しました。
公開されたプレスリリースには、提供会社の喜びの言葉も。
30年以上前に誕生し、今でも愛され続けるマリオを、任天堂がスマートデバイスのゲームで 新しく、楽しく、美しいグラフィックスで表現するための開発環境としてUnityが採用されたことは、ユニティ・テクノロジーズにとって大きな喜びです。
Unityとは
「Unity」は120万人以上のゲーム開発者に使用されているゲームエンジンです。他のエンジンと比較して、ゲーム機やWindowsはもちろん、スマートデバイス向けOSやVR機器など対応プラットフォームが多いことや、初心者でもそこまで複雑な操作をせずとも形になる、公開されている素材が豊富にある、などが特長です。
Unityが使用されたゲームには、「Fallout Shelter」、「Inside」、「7 Days to Die」、「Surgeon Simulator 2013」など、インディータイトルから大企業のタイトルまで多くの採用例があります。
任天堂との関係
2008年頃からUnityはWiiに対応し、2013年にはWiiUに対応。同年にユニティ・テクノロジーズとグローバルライセンス契約を結んだ任天堂は、Unityでの開発を全面的にサポートしていくことを発表しました。
3DSへの対応はハードの問題で断念されたものの、2015年にはNew3DSに対応することが発表され、今年のUNITE Los AngelesではNintendo Switchに対応することが改めて発表されたりと、ここ数年で任天堂とユニティ・テクノロジーズの関係はとても深いものとなっています。
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