アプリ版マリオカート、Mario Kart Tourが発表
スマートフォン向けアプリ『マリオカート ツアー』を開発中です。来期中(2019年3月まで)の配信開始を予定しています。 pic.twitter.com/Z5EYKh8N2L— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2018年2月1日
たったこれだけで記事になる世の中なんですけど、つまらないので補足を少々。
まず、任天堂にとってのスマートデバイス向けアプリの方針については以下の通りです
・目的
任天堂IPに触れる人口の拡大および事業全体の最大化
・条件
単体での収益化
最近Miitomoがサービス終了となりましたが、理由はこの条件を満たせなくなったからです。
さて、ほかのアプリは条件を満たし目的を達成しているのかですが・・・
経営方針説明会での話によると、
Super Mario RUNは堅調な推移でダウンロード数が増えているということ、そしてアクティブユーザー数も2000万人ほどを維持しているとのこと。なおこのゲームはすべて要素を楽しむのに購入が必要というところに注意。
どうぶつの森ポケットキャンプはアクティブユーザーの男女比率で女性の方が高く、成年女性が中心となっており、女性のユーザーを多く取り込めていることがわかります。
Fire Emblem Heroesについてはユーザー数の維持・拡大が成功しており、収益面でも鈍化することなく上がっているため条件、目的の両面である程度成功しているといえます。
残念ながら今回発表されたスマホ向けMario Kart Tourに関する情報は発表以外無いため、アプリの立ち位置や将来の推測はできません。
代わりに、君島社長が年2、3本のアプリを作り続けていくと発言しており、任天堂がまだまだアプリをいくつか投入する考えがあるとのことです。
引用元 https://jp.reuters.com/article/nintendo-smartphone-idJPKBN15G34N
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2018/180201_2.pdf
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