任天堂の新社長に古川さんが就任予定

若返り完了?


任天堂は同社の代表取締役社長を君島達己さんが同職を任期満了で退任し、取締役経営企画室長の古川俊太郎さんを後任とする意向を示しました。

古川さんは任天堂入社後、株式会社ポケモンの社外取締役や経理部などを経て、現在社の企画・管理部門において重要なポストに就いている人物です。

会社経営の経験もあり、年齢も46歳と若いため組織全体の若返りを図ってきた任天堂にとって後任にふさわしいとされたと考えられます。

任天堂は特に2012年以降から次代を見据えた体制を構築し始めていました。事実Nintendo Switchは2013年に取締役へ就任した高橋さんを中心として開発されましたし、WiiUも現場でハード全般を監修していたのは去年同職に就いた塩田さんでした。

退任後、君島社長は相談役に就任する予定です。

なお、社長異動に合わせた新体制についても発表されています。
ニンテンドー オブ ヨーロッパの柴田聡さんが取締役に、ソフト開発でプロデューサーなどを務めている小泉歓晃さんと手塚卓志さん、管理本部副部長、財務部長の村上元さんが執行役員が就任します。
また、高橋さんは専務執行役員、柴田さんは上席執行役員へ役付が変更されます。
さらに任天堂の業務本部長である田中晋さんは顧問へ就任します。

正式決定は6月28日の定時株主総会と取締役会で行われます。

引用元 https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2018/180426_5.pdf

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